@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00001562, author = {磯辺, ゆう and Isobe, Yu}, journal = {紀要, Study reports of Narabunka Women's Junior College}, month = {Dec}, note = {水生昆虫の生活場所として、従来、河原が大きく着目されることは少なかった。しかし、水生昆虫は主に羽化を境に水中から陸上に生活場所を変えるため、河原は羽化場所として大きな意義を持つはずである。主にカワゲラ目の羽化の問題から、河原の構造のもつ意味を考察した。羽化の状況は、分類群によって異なっている。不完全変態性の水生昆虫の中でもトンボ目とカワゲラ目は全ての種が陸上にあがってから羽化を行うために、羽化時の河原の役割が大きい。同時に羽化殻を陸上に残すので、羽化殻による調査が可能である。特にカワゲラ目幼虫は、流水の中で様々な環境条件に生息するために、河原との関係が複雑である。河原を構成する要素(河原要素)は、大きな岩、砂礫堆、草原、人工構築物などであるが、カワゲラ目はいずれの場所でも羽化できる。その場所利用の仕方は、流れの方向、河原要素の大きさや配置とその性質の他に、幼虫各種の生息場所、羽化前の移動、上陸してからの行動、羽化の季節と時刻などの相違に関係してくると予測される。, 4, KJ00004471880}, pages = {15--24}, title = {水生昆虫の羽化場所としての河原構造の意義 : 特にカワゲラ目について}, volume = {36}, year = {2005}, yomi = {イソベ, ユウ} }