@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:02000050, author = {善野 八千子}, journal = {奈良学園大学紀要, BULLETIN OF NARAGAKUEN UNIVERSITY}, month = {Dec}, note = {要旨 (Abstract)  家庭教育支援におけるアウトリーチ型支援は、 問題を抱え孤立した家庭に対する効果的な行政手法としてニーズが高いが、 効果的な取組み事例は極めて少ない。 善野 (2021)1) は、 学校園での教育・保育経験や行政機関での勤務経験等の経歴をもつ訪問型家庭支援チームリーダーのインタビュー調査結果の考察から 「家庭教育支援における意識と工夫」、 「幼小接続期の保護者と学校への働きかけ」 の視点を抽出し、 家庭教育支援の継続した活動が、 子育て家庭の子どもの人権にかかる働きかけや家庭教育と学校教育をつなぐ大きな役割を担っていることを明らかにしてきた。  さらなる課題解決のために、 「訪問型家庭教育支援推進事業」 における研修のあり方を見直す事とした。 その方法として 「AL 型研修ツール (善野八千子 2020 考案)」 活用を通した研修効果の検証をした。 「年間2回の研修方法によって、 学んだことや情報収集したことを生かすことができるか。」、 「家庭と学校と福祉の連携が推進される契機となるか」 について、 2時点の結果を比較分析した。 その結果、 6 段階のプロセスは研修参加者の全員が 「書く、 話す、 聞く、 発表する、 振り返る」 ことによる、 アクティブラーニングを用いた有効な研修方法であることが分かった。  1 点目に好事例の増大、 2 点目に好事例に包含される家庭と学校と福祉の連携に関連するキーワードの抽出、 3 点目にリフレクションの記述の出現言語と抽出後の関連分析の結果、 家庭と学校と福祉の連携の推進への効果を確認した。}, pages = {63--77}, title = {教育行政における幼小接続期の子どもの人権に関する考察Ⅱ ~訪問型家庭教育支援推進事業における 「アクティブラーニング型研修ツール」 の活用を通して~}, volume = {16}, year = {2023} }