@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:02000064, author = {高岡 昌子}, journal = {奈良学園大学紀要, BULLETIN OF NARAGAKUEN UNIVERSITY}, month = {Dec}, note = {要旨 (Abstract)  幼児期における自然体験活動としての栽培活動を通しての多様な体験は、 幼児教育における 「健康・人間関係・環境・言葉・表現」 の 5 領域につながる体験でもあり、 アプローチカリキュラムにおいても効果的な体験となり、 さらに生きる力の涵養にもつながるため、 保育所・認定こども園・幼稚園において、 栽培活動を取り入れられているところが多い。 山本ら (2006、 2009) の研究においても、 園芸活動によって 「保育内容のすべての領域 (健康、 人間関係、 環境、 言葉、 表現)において園児によい効果がみられる」 ことを示している。 さらに国立青少年教育振興機構青少年教育研究センターの研究 (2019、 2021) からも、 子どもの自然体験は自己肯定感や探求力を高める等、 子どもの心に効果的であると示唆している。 また馬場 (2020) では、 植物とのふれあいが子どもたちのストレスの軽減につながると述べている。 しかし近年では土の地面の園庭のない保育施設も増え、 経済的事情や働き方改革で栽培活動や飼育活動も縮小せざるをえない園も増えてきた。 フレーベルの理想とする Kindergarten 「子どもたちの庭」 のような環境を維持していくためには、 もはや保育者だけでは難しく、 地域と連携して地域社会全体で子どもの自然体験活動を支えていくことが必要である。}, pages = {203--208}, title = {幼児期における自然体験としての栽培活動を支えるために}, volume = {16}, year = {2023} }