@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00002638, author = {吉岡, 隆之 and 近森, 栄子 and 後和, 美朝 and 上野, 奈初美 and 白石, 龍生 and Yoshioka, Takayuki and Chikamori, Eiko and Gowa, Yoshiaki and Ueno, Naumi and Shiraishi, Tatsuo}, journal = {奈良学園大学紀要, Bulletin of Naragakuen University}, month = {Mar}, note = {要旨 ヘルスプロモーションや自己実現をふまえた健康学習教材として、自己実現としての健康を含む総合的な健康状 態を自己評価するためのツール(以下、健康自己評価ツール)が考案されている。この健康自己評価ツールは、身 体的健康15項目、心理的健康7項目,社会的健康8項目、自己実現としての健康15項目及び総合的健康1項目の計 46項目で構成され、各項目について0~4の5段階で自己評価するようになっており、数字が大きいほど健康度が 高い。本稿では、この健康自己評価ツールをさらに有効に活用するためのデータや知見を提供する目的で、女子短 大生1940名の自己評価データを統計学的に検討し、同様の高校生男女が対象の調査や女子大生及び中高年女性が対 象の調査の結果を比較資料として考察を行った。 まず、各健康項目の自己評価値を得点化し、各対象者の身体的健康得点、心理的健康得点、社会的健康得点及び 自己実現健康得点の平均得点を求め、これに総合的健康得点を加えた5群の得点について、対象者全体の平均値を 求め、一元配置分散分析(対比較はBonferroni法)により比較した。次に、各健康項目(46項目)の評価値の度 数分布を調べ類型化した。これらの結果から、総じて、心理的健康度が最も高く、次いで身体的健康度、自己実現 健康度及び総合的健康度がやや高く、社会的健康度が最も低く中等度であることが示唆された。さらに、総合的健 康項目(1項目)の評価値と他の健康項目(45項目)の評価値の関連を、スピアマン(Spearman)の順位相関係数 から検討した。その結果から、総じて、自己実現としての健康項目は、総合的な健康項目との相関が高く、特に 「心身の自律性」「生活のリズム感」及び「自信」は、相関が極めて高く、総合的な主観的健康観の非常に重要な 要素になっていることが示唆された。}, pages = {47--59}, title = {自己実現を含めた総合的健康の自己評価ツール -ヘルスプロモーションに活用するための統計学的検討-}, volume = {6}, year = {2017}, yomi = {ヨシオカ, タカユキ and チカモリ, エイコ and ゴワ, ヨシアキ and ウエノ, ナウミ and シライシ, タツオ} }