@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003112, author = {伊﨑, 一夫 and Isaki, Kazuo}, journal = {奈良学園大学紀要, Bulletin of Naragakuen University}, month = {Sep}, note = {新学習指導要領では、道徳教育の目標と、その要となる道徳科の目標は、双方ともに「道徳性を養う」ことと明記された。道徳教育の求める「道徳性」は「道徳的判断力」「道徳的心情」「道徳的実践意欲と態度」の諸様相から構成されている。道徳科の目標は、道徳的諸価値についての理解を基に「考え、議論する道徳」の実現を求めている。本論では、道徳科での質の高い指導方法として示された「①読み物教材の登場人物への自我関与が中心の学習」について論考を深めたい。「自我関与」とは、教材の登場人物の判断や心情を、児童、生徒一人ひとりが自分との関わりで深く捉え、自分自身にとって切実な問題として、道徳的価値を自覚することである。「自我関与」を促す手立てや工夫の一つが、「あなたならどうするか?」「登場人物の行為について、あなたはどう考えるか?」などの問いかけである。「考え、議論する道徳」の質的転換をさらに促進させるためには、自分事として「自分の考え」を引き出す「中心発問」の角度として、「中心人物はなぜその行為を選択したのか」「中心人物はなぜその行為をなし得たのか」を問うことが有効となることを提示した。}, pages = {1--12}, title = {「考え、議論する道徳」への質的転換に関する研究(1)-読み物教材における「自我関与」の強化-}, volume = {9}, year = {2018}, yomi = {イサキ, カズオ} }