@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003193, author = {松井, 典夫 and Matsui, Norio}, journal = {奈良学園大学紀要, Bulletin of Naragakuen University}, month = {Mar}, note = {本研究では、北海道地震における訪日外国人が直面した課題がこれからの時代において看過できないものであり、また、昨今の学校教育における外国籍児童生徒の増加に伴い、これから教職を志す学生が「何を学ぶのか」という視点に立ったとき、諸外国の危機管理意識やその方法について学ぶことの必要性について考察した。そこで本研究では、教職志望学生が日本以外の国の危機管理について知ることは、教員の重要な資質能力の一面を形成すると仮定した上で、「学校安全」の授業における中国人留学生と日本人学生の学びについて比較検討した。そこで、学生が発表の際に記述した自由記述感想文をテキストデータとして使用し、テキストマイニングによって分析を行った。両者の学修を比較したとき、危機管理において「命」というものに最大の重きを置き、「人の命も大切であり、できれば救いたい」という感覚においても中国人留学生と日本人学生は同様の質を示すことが示唆された。しかし、授業の中でもよく見られたこととして、中国人留学生の思考としては、道徳的な感情だけで「命」や危機管理について語る事はなく、そこには知識や技能などの基盤が重要であるという発想があった。そのような中国人留学生の発言、発想は日本人学生にとって、大きな刺激となることが示唆された。}, pages = {113--122}, title = {教職志望学生が危機管理意識の国際的な相違を認識することの有効性に関する考察-「学校安全」における留学生と日本人学生の学びの比較から-}, volume = {10}, year = {2019}, yomi = {マツイ, ノリオ} }