@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003218, author = {岡野, 由美子 and Okano, Yumiko}, issue = {6}, journal = {人間教育, Online Journal of Humanistic Education}, month = {Jul}, note = {本稿では、発達障害のある児童生徒についての障害理解教育について、実践事例を元に考察する。通常の学級においては、これまでも様々な形で障害者理解教育は行われてきた。総合的な学習の時間や道徳などの授業で、車椅子体験やアイマスク体験などの疑似体験を通して障害のある人の立場を理解し、自分自身がどうするかなどを考えさせるような授業は多く取り組まれている。一方で、通常の学級に、障害のある児童生徒は在籍している現状がある。発達障害の可能性のある児童生徒は、平成25年の文科省調査において、全体の6.5%という結果が出ている(1)が、発達障害は目には見えにくく、周囲の児童生徒だけではなく本人も認知していないこともある。しかし、学級経営を行う上で、発達障害を理解しておくことは、一人一人を大切にした児童生徒を育んだり、他者を理解したり、多様性を認めあうために大切であると考える。しばしば、発達障害のある児童生徒が不適応を起こしたり、他の児童生徒からの不満が充満し、学級経営が困難になったりするケースも起こっている。このようなことから、通常の学級で、発達障害についての授業を行いたいが、どうすれば良いかわからないという教員の声もよく聞くようになってきている。授業実践の事例をあげ、配慮すべき事項や授業実践事後の学級では変化が見られたことなどについて、論じる。}, pages = {145--153}, title = {通常の学級における、障害理解教育に関する授業実践―発達障害のある児童生徒理解を図る授業実践事例を通して―}, volume = {2}, year = {2019}, yomi = {オカノ, ユミコ} }