@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003266, author = {野口, 寿美子 and 伊藤, 一美 and Noguchi, Sumiko and Ito, Kazumi}, journal = {医療福祉情報行動科学研究, Journal of Information and Behavioral Science for Health and Welfare}, month = {Mar}, note = {本研究は,看護学教育におけるコンピテンシー成果修得のための教育方略とは何かを明らかにすることを目的とする。医学教育における教育方法と認知心理学におけるメタ認知とリフレクションに焦点を当て,看護学教育において論じられている先行研究を踏まえて検討をおこなった。それにより,これまでの看護学教育研究の成果に加え,心理学や教育学で得られた有用な知見に基づいた教育内容を取り入れることの有用性が示唆された。学ぶこと,教えること両者の学習方略,教授方略の検討・開発の必要性が明らかにされており,学生がいかに学ぶのかを支え,知識をどれだけ理解したかではなく,どこまでスキルが高くなったのかを評価する教育への変換が求められている。メタ認知は,学習を支える能力のひとつである。何かを学習する際には,効果的な学習方法や,学習をどのようにとらえているのかという学習観,自分自身の理解状態に関するメタ認知が重要となる。また,学習している間,自分の学習を計画し,遂行状態をモニタリングするリフレクションのプロセスは実践からの学びを構築させる。さらに,リフレクションによる内的対話によるフィードバックをうながすには教員がリフレクションの過程のなかで振り返った内容の吟味をうながすこと(強化)が不可欠となる。これらの教育方法によって,自立的な主体性のある成熟したメタ認知を持つ学習者を育成し,コンピテンシー獲得につながることが示唆された。}, pages = {39--48}, title = {看護学教育におけるコンピテンシー獲得に向けた教育⽅略検討の試み―メタ認知とリフレクションからの考察―}, volume = {6}, year = {2019}, yomi = {ノグチ, スミコ and イトウ, カズミ} }