@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003268, author = {守本, とも子 and 田場, 真理 and 川口, ちづる and 辻下, 守弘 and 新谷, 奈苗 and 永岡, 裕康 and Morimoto, Tomoko and Taba, Mari and Kawaguchi, Chizuru and Tsuzishita, Morihiro and Shintani, Nanae and Nagaoka, Yasuhiro}, journal = {医療福祉情報行動科学研究, Journal of Information and Behavioral Science for Health and Welfare}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は「認知症高齢者の気になる行動」を中心に、生活者としての認知症高齢者と家族の抱える問題について分析し、認知症高齢者と介護者の生活支援の方法を検討することである。 インタビューから得られたデータを抜粋し、KJ法により分類した結果、認知症高齢者の気になる行動は「もの忘れ」「怒りっぽい」「不安になる」「徘徊・うろうろする」「痛みがある・病気・身体の不調」「状況がわからない」「排泄の問題」「問題行動」といった8つのカテゴリーに分類された。 生活上の最も困難な事象は認知症高齢者の問題行動であると考えられる。「徘徊・うろうろする」「認知症高齢者の不安から生じるさまざまな気になる行動」などは、いわゆるノーマルなものではなく、それなりの生活問題として重要であるが、最も困難な事象は弄便(ろうべん)であると考えられた。これらの問題行動は認知症という疾患が原因となるものであり、疾患を理解することで介護者の精神的な負担は軽減することが先行研究や本研究からも推察される。介護者は認知症高齢者の奇異な行動にも意味があることの理解をすることが、介護者の精神的な介護負担軽減に有用であると考えられた。 これらの結果より、介護者への認知症高齢者の疾患の理解を促す支援が重要であることが示唆された。}, pages = {55--64}, title = {認知症⾼齢者と家族の⽣活⽀援への検討―認知症⾼齢者の気になる⾏動の分析より―}, volume = {6}, year = {2019}, yomi = {モリモト, トモコ and タバ, マリ and カワグチ, チズル and ツジシタ, モリヒロ and シンタニ, ナナエ and ナガオカ, ヤスヒロ} }