@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003272, author = {中田, 章子 and 高岡, 昌子 and 矢野, 正 and 加奥, 満紀子 and Nakata, Noriko and Takaoka, Masako and Yano, Tadashi and Kaoku, Makiko}, issue = {9}, journal = {人間教育, Online Journal of Humanistic Education}, month = {Oct}, note = {2017(平成29)年の改定では、保育所保育指針において、「保育の計画」という文言はそのままで、「保育課程」という文言はなくなり、「保育課程」は「全体的な計画」と改められた。それと同時に、幼稚園教育要領の「教育課程」のところに「全体的な計画」という文言が新たに付け加わることとなった。そして保育所保育指針、幼稚園教育要領、幼保連携型認定こども園教育・保育要領のいずれにおいても「全体的な計画」という共通した文言が存在することになったのである。また、2017年の幼稚園教育要領、幼保連携型認定こども園教育・保育要領において、教育(保育)活動の質の向上を図っていく「カリキュラム・マネジメント」に努めるように書かれていることも重要な内容である。保育所保育指針の総則「3保育の計画及び評価」から、保育士が目指す子どもの姿に向けて、日々の保育を評価及び反省し、環境を再構成して実践するという循環的行動を自発的に行うことを読み取ることができる。しかし、「カリキュラム・マネジメント」に対応するようなキーワードはない。今後は、就学前の保育・教育を行う施設の保育者の共通理解と意識の向上を目指すために、更に、文言の統一化を図る必要があるのではないかとも考える。また、5歳児修了時までに育ってほしい姿がすべてに明記され、アプローチカリキュラムが必要とされている昨今、せめて年長児のクラスにおける就学前の1年間は、保育所と幼稚園が共に「教育課程」を検討して行くことが必要となってくるのではないだろうか。}, pages = {221--229}, title = {「教育課程」と「全体的な計画」についての一考察―幼稚園教育要領,保育所保育指針,幼保連携型認定こども園教育・保育要領から―}, volume = {2}, year = {2019}, yomi = {ナカタ, ノリコ and タカオカ, マサコ and ヤノ, タダシ and カオク, マキコ} }