@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003289, author = {森, 基雄 and Mori, Motoo}, journal = {奈良学園大学紀要, Bulletin of Naragakuen University}, month = {Sep}, note = {古英語(Old English)はゲルマン語派において古フリジア語(Old Frisian)、古サクソン語(Old Saxon)とともに北海ゲルマン語(IngvaeonicまたはNorth Sea Germanic)というグループを形成していた。そして本稿で注目する特に音変化の点で古英語と古フリジア語との間にのみ見られる注目すべきいくつかの類似点があることから、この両言語は北海ゲルマン語の中でもさらに独自のグループとして位置づけられることが多い。すなわちアングロ・フリジア語(Anglo-Frisian)という中間祖語があったとする見方である。確かにこの両言語間に限っての類似点はあるが、両言語が個々に発達させた部分もあるかもしれない。 本稿では、ゲルマン祖語から北西ゲルマン祖語、西ゲルマン祖語という段階を経て北海ゲルマン語の古英語と古フリジア語が成立していった中でまず両言語間で確認できる北海ゲルマン語としての共通の特徴を取り上げ、そして両言語間の類似点だけではなく、その中に見られる細かな相違点についても、アングロ・フリジア語という概念と照らし合わせて論じていきたい。}, pages = {143--157}, title = {古英語と古フリジア語の音変化の類似点と相違点について}, volume = {11}, year = {2019}, yomi = {モリ, モトオ} }