@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003290, author = {山田, 均 and 田中, 雅代 and Yamada, Hitoshi and Tanaka, Masayo}, journal = {奈良学園大学紀要, Bulletin of Naragakuen University}, month = {Sep}, note = {これまでから、『社会認識の育成と公民的資質の育成は、両者の根底において相互補完の関係にある。』という社会認識の育成と公民としての資質・能力の育成との間には分かちがたいものがあると考えられてきた。 今回の学習指導要領の改訂で、各教科等の見方・考え方を働かせることにより、児童の資質・能力の育成を図っていくことが明示された。小学校社会科における資質・能力の育成とは、公民としての資質・能力の基礎を育成することである。 社会認識の育成を目指して取り組んできた社会科学習と社会的な見方・考え方を働かせて取り組む社会科学習には違いがあるのであろうか。今回の学習指導要領の改訂により、社会科教育における「見方・考え方」の捉え方に混乱が生じたことは事実である。しかし、社会科がこれまでから大切にしてきた公民としての資質・能力の基礎を養うということにぶれはないということは明らかである。 本稿では、「社会的な見方・考え方を働かせ」て、社会科学習を展開していくことは、「事実認識」を基に「価値認識」を行うという「社会認識」の形成プロセスと重なるものであり、これまでから社会科教育が目指してきた公民としての資質・能力の基礎を養う教育の在り方そのものであるということを、奈良市立佐保小学校田中教諭の実践をもとに検証していくこととする。}, pages = {159--170}, title = {社会的な見方・考え方を働かせる学びは社会認識を育む}, volume = {11}, year = {2019}, yomi = {ヤマダ, ヒトシ and タナカ, マサヨ} }