@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003291, author = {吉岡, 隆之 and 近森, 栄子 and 後和, 美朝 and 白石, 龍生 and Yoshioka, Takayuki and Chikamori, Eiko and Gowa, Yoshiaki and Shiraishi, Tatsuo}, journal = {奈良学園大学紀要, Bulletin of Naragakuen University}, month = {Sep}, note = {ヘルスプロモーションのための心肺持久性評価指標としての相対心拍数増加率(Δ%HR/ΔWR)及びその体重補正値(Δ%HR/Δ(WR/BM))について、日本人成人の性別・年齢別の5段階評価基準値を明らかにするとともに、加齢に伴う変化率及び性差についても検討した。まず、20~64歳までの健康な男女2430名(男性:814名、女性:1616名)を対象に、性別に、5歳刻みで年齢を区分し、各年齢区分のΔ%HR/ΔWR及びΔ%HR/Δ(WR/BM)の平均値(m)及び標準偏差(SD)に基づき、5段階評価基準の境界値としてm-1.5SD、m-0.5SD、m+0.5SD及びm+1.5SDを求めた。各境界値と年齢の関係が、男女とも20~65歳の範囲で、いずれもほぼ直線関係とみなし得たことから、Δ%HR/ΔWR及びΔ%HR/Δ(WR/BM)の5段階評価の各境界値と年齢の回帰式を男女ごとに求めた。これらの回帰式に年齢を代入することにより、その年齢におけるΔ%HR/ΔWR及びΔ%HR/Δ(WR/BM)の5段階評価基準値を求めることができる。また、これらの基準値が日本人の標準的な基準値として妥当であるかを検討するために、同対象について、年齢区分ごとに、握力、上体おこし、長座位体前屈及び全身反応時間の平均値及び標準偏差をそれぞれ求め、既存の日本人の評価基準値と比較し、検討した。その結果、同対象者の握力、上体おこし、長座位体前屈及び全身反応時間の体力レベルが、概ね男女とも各年齢区分において日本人の標準的なレベルであると考えられたことから、今回作成したΔ%HR/ΔWR及びΔ%HR/Δ(WR/BM)の5段階評価基準値は、日本人成人の評価基準値として妥当性があると考えられた。Δ%HR/ΔWR及びΔ%HR/Δ(WR/BM)における平均値と年齢の回帰直線に基づく加齢による変化率は、男女とも10年間に7~8%の割合で、加齢に伴い高く(心肺持久性としては低く)なり、また、性差については、Δ%HR/ΔWRにおいて女性は男性よりも概ね53~49%高い(心肺持久性としては低い)値を示し、Δ%HR/Δ(WR/BM)において女性は男性よりも概ね19~25%高い(心肺持久性としては低い)値を示していた。このような加齢に伴う変化及び性差は、最大酸素摂取量(VO₂ max)及びその体重補正値(VO₂ max/BM)と概ね同様の傾向であると考えられた。}, pages = {171--182}, title = {ヘルスプロモーションのための心肺持久性評価指標としての相対心拍数増加率の日本成人評価基準値}, volume = {11}, year = {2019}, yomi = {ヨシオカ, タカユキ and チカモリ, エイコ and ゴワ, ヨシアキ and シライシ, タツオ} }