@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003311, author = {前田 , 綾子 and Maeda, Ayako}, issue = {1}, journal = {人間教育, Online Journal of Humanistic Education}, month = {Jan}, note = {人間しかもたない「言葉」という能力は、言葉を獲得するまでの過程において、大きく影響を受ける。生まれた時から始まる言葉かけや、愛情のある応答的な関わりを基に、大人との愛着関係を築くことから始まる。愛着関係が築けなければ伝わる喜びを感じられず、伝えたいという意欲も育まれない。 「言葉」はコミュニケーションの手段であり、人との関わりに大きく影響を与えるものであり、思考力や自我の確立など子どもの心と体の発達に欠かせないものである。特に、乳幼児期の母親や保育士の関わりが子どもの「言葉」の獲得に影響を与える。子どもが「言葉」獲得することは、単に喋れるようになるというだけでなく、人との関わりや思考力、自我の確立、他者理解など様々な発達上重要な力の獲得につながるのである。言葉で自分の考えや思いを伝え、言葉を理解することで友達の考えや思いに気付き共感したり、違いに気付いたりして仲間関係が育まれ協同的な活動を可能にする。 さらに、言葉を獲得することで論理的に考える思考力が育まれていく。子どもにとって「言葉」を獲得することの意味は、社会の中で生きていくために必要な能力を身につけるという大きな意味を持つものであると考えられる。}, pages = {1--5}, title = {乳幼児が言葉をもつことの意味に関する一考察-保育所での長年の勤務経験を通して考えてきたこと-}, volume = {3}, year = {2020}, yomi = {マエダ, アヤコ} }