@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003314, author = {前田, 綾子 and Maeda, Ayako}, issue = {1}, journal = {人間教育, Online Journal of Humanistic Education}, month = {Jan}, note = {『保育所保育指針』の改訂により、育みたい資質・能力や10の姿が取り入れられたことで、各領域の捉え方がより明確になったのではないだろうかと考えられる。領域「環境」の中でも自然との関わりに関して10の姿の一つとしてはっきりと明記された。この『保育所保育指針』の中で、子どもと自然との関わりに関してどのように示されているのかを明らかにすることによって、自然を教材化し遊びとして保育にどのように取り入れていったらよいのかについて、本稿では考えたい。 豊かな自然環境が身近になくても、身近にある自然物や自然事象を使って環境を構成することは可能である。子どもの気付きや発見を大切にし、見逃さずそれを保育に取り入れ、好奇心や探究心を育むことが重要である。子どもの主体性を主にしながら、保育者が環境の再構成や様々な形で援助や支援をすることで、子どもと自然との関わりを深めていきたいものである。 また、乳児保育のねらいにある「身近なものと関わり感性が育つ」の中には、自然との関わりも当然に含まれていると考えられる。 子どもと自然との関わりのポイントとして、①環境構成の視点、②保育者の援助の視点がそれぞれあることを意識して、自然との関わりが減っている現代だからこそ、身近な自然を保育に取り入れ、自然に対する畏敬の念や生命を尊重する心を育てることが、何より必要である。}, pages = {27--31}, title = {子どもと自然との関わりについての一考察-保育所保育指針に照らし合わせて-}, volume = {3}, year = {2020}, yomi = {マエダ, アヤコ} }