@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003327, author = {伊﨑, 一夫 and Isaki, Kazuo}, journal = {奈良学園大学紀要, Bulletin of Naragakuen University}, month = {Mar}, note = {道徳科は、道徳的諸価値についての理解を基に「考え、議論する道徳」の実現を求めている。「考え、議論する道徳」の質的転換をさらに促進させるために、1時間の本時構成の仕組みそのものの工夫改善による方策を探っていく。道徳科の1時間の指導過程として、「道徳的価値の特定」「道徳的価値の理解」「道徳的価値の具体化」を本時構想の柱とし、その実現を「板書」によって可能にする「板書型学習指導案」についても提案したい。「道徳的価値の特定」における道徳的価値は、中心人物の「特徴的・具体的」な「行動・行為」の吟味によって浮かび上がる。「道徳的価値の理解」は、エピソードの中核となる「中心人物の特徴的な行動・行為の意味、判断の根拠や理由が理解できるかどうか?」という方向で考え、議論していく。「道徳的価値の具体化」は、「中心人物の特徴的な行動・行為」について、同じ場面状況・条件であれば同じようにするか?」「今のあなたにはそれができるか?」といった方向で考え、議論していく。「板書型学習指導案」は、【具体的思考】→【抽象的思考】→【具体的思考】という基本的な思考プロセスを板書上で可視化し、思考プロセスを目に見える形にしているところにも工夫がある。「考え、議論する道徳」を支える具体的な方策としての活用が期待できる。}, pages = {1--12}, title = {「考え、議論する道徳」への質的転換に関する研究(2)-「板書型学習指導案」を用いた本時構成の工夫改善-}, volume = {12}, year = {2020}, yomi = {イサキ, カズオ} }