@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003347, author = {矢野, 正 and Yano, Tadashi}, issue = {4}, journal = {人間教育, Online Journal of Humanistic Education}, month = {Apr}, note = {世界中においてAI(人工知能)やICT(情報通信技術)の技術が大きく進展し,社会変革としてのSociety 5.0が叫ばれ始め,最近の教員養成や働き方に関する動向というものも,たいへん目まぐるしい状況の変化がある。2019(平成31)年3月までに,全国一斉に教職課程の再課程認定が行われ,多くの大学の教職員が対応に追われることとなった。再課程認定が行われたのは,教育職員免許法及び同施行規則が改正されたことによるが,中央教育審議会教員養成部会等の答申や,文部科学省が平成26~28年度まで行った「総合的な教師力向上のための調査研究事業」,及び平成29年度から継続中の「教員の養成・採用・研修の一体的改革推進事業」の成果の多くが,ここに反映されていることは見逃すとこができない。そこで,教員養成に関する最近の動向で注目すべきものとして,学校力や教師力の問題を取り上げながら,今後の初等教育課程のあり方や教師が子どもたちに教えるべき資質及び能力について,改めて論じてみたい。 特に本稿では,子どもたちに「助けて(SOS・HELP)サイン」を出してもいいんだと教えること,子どもの貧困問題など,ただでさえ生きていくことが非常に困難な時代に,その苦しさやもがきの代弁者としての教師の役割について,さらに,子どもたちにしっかりと好きなことに熱中することの素晴らしさを教えるなどの観点から,子どもを中心として,その資質・能力を論考していく。}, pages = {75--83}, title = {教師が子どもたちに教えなければならない資質・能力とは何か-21 世紀型の「教師力」と「学校力」を考える-}, volume = {3}, year = {2020}, yomi = {ヤノ, タダシ} }