@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003364, author = {矢野, 正 and Yano, Tadashi}, issue = {6}, journal = {人間教育, Online Journal of Humanistic Education}, month = {Jun}, note = {本書は,長年にわたって大阪市立の小学校で校長先生を勤められ,理科教育を専門とされている,島内武先生が執筆した全101話にわたる短編物語である。島内武氏は,本文だけでなく,イラスト・絵・写真にもたいへん造詣が深く,繊細なタッチで描かれてあり,細部にわたって優れたセンスをお持ちであって,このほど読者の心に響く『小さな101物語 知っていたよ(東京図書出版)』を発表された。 ここには,心触れ合う物語,家族を思う物語,青春の物語,不思議な世界の物語,子どもの世界の物語,動物の物語などなど,見開き1pごとに原稿用紙一枚分(約400文字)の心温まる物語の世界を見事に花開かせ,広く世に問うている。その中身は,先生の優しいお人柄がふんだんに滲む内容となっている。 また,先にも述べたように島内武氏は,理科教育がご専門であり,文科省の科研費補助金を受けて,幼児向きの「むし図鑑」を開発中でもあられる。WEB上で「むしあそび図鑑・島内武」で検索すると,ギャラリー「奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑」がヒットする。何百という昆虫等を扱っており,これからも見直し,新たな知見を加えたり,表記等を改善していかれるそうであり,幼児教育や環境教育,理科教育に携わる先生方の参考になれば,たいへん幸いである。}, pages = {127--129}, title = {書評 島内 武 著『小さな101 物語 知っていたよ』}, volume = {3}, year = {2020}, yomi = {ヤノ, タダシ} }