@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003367, author = {前田, 綾子 and Maeda, Ayako}, issue = {7}, journal = {人間教育, Online Journal of Humanistic Education}, month = {Jul}, note = {本論では、1歳児の「ごっこ遊び」について論考する。それは、模倣の面白さにあると考えられる。1歳児は、保育士が思っている以上に探索活動を通して様々なものに出会い、好奇心をもって環境に関わっていこうとする。そのベースには、保育士と子どもの愛着関係、信頼関係が存在する。そして1歳児は保育士のすることをよく見ている。保育士は、子どもにどんな模倣をして欲しいのか、というねらいや願いをもって子どもに関わる必要がある。また、何気ない子どもの小さな仕草の中に隠れている子どもの思いや模倣に気付き、その思いに寄り添うことで子どもは自分の見立てやふりが保育士に伝わったことを、喜び、イメージを共有して遊ぶ楽しさを感じ、「ごっこ遊び」として展開していくのである。このように、1歳児の「ごっこ遊び」の言語活動や人との関わり、ものの認識等に与える影響はたいへん大きいものがある。1歳児だからと保育士が主導するのではなく、一人ひとりの子どもの小さな模倣や「ごっこ遊び」の元になる子どものつもりやふりに、保育士が気付き、子どもを主体として応答的に関わり、遊びがもっと楽しくなるように環境の再構成をしたり、一緒に遊びながら必要な援助をしたりするなど、保育士の丁寧な関わりが重要であると考えられる。}, pages = {131--135}, title = {1歳児のごっこ遊びに関する一考察―保育士との関係と模倣に着目して―}, volume = {3}, year = {2020}, yomi = {マエダ, アヤコ} }