@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003374, author = {矢野, 正 and Yano, Tadashi}, issue = {8}, journal = {人間教育, Online Journal of Humanistic Education}, month = {Aug}, note = {本稿は,大阪府人権教育研究会「いのちありがとう」を参考に作成された,大阪府内のI市の性教育の現状と方針についての事例報告及び教育方法の分析・検討を試みたものである。なお,本資料のリーフレットのタイトルには,「成長するみなさんへ:からだのなやみを紹介します」とある。このタイトルの通り,子ども(児童)向けの資料・教材であり,難解な漢字については全て「ひらがな」で書かれていることを,どうか最初にご了解願いたい。 これまでに,日本の「性」に関する教育手法がかなり遅れていることやタブー視されてきたことが数多く先行研究などによって指摘がなされており,その現状と課題を考察することを,本研究の主な目的とした。大阪府では,1994(平成6)年4月1日に大阪府立女性総合センターが設立され,その後も「ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)」が施策の要として府民に多く利用されており,男女共同参画の推進と青少年の健全な育成を目的とした大規模公共施設である。大阪府の傘下にあるI市にも独自施設としての,男女共生センター「ローズWAM」があり,市と市民がともにつくる男女共同参画社会実現のための拠点施設として,男女の社会・地域・家庭への参加・参画を支援するとともに,女性の地位向上や社会参画を支援するための,学習や交流,相談,情報の収集・発信,研修等の場の提供,一時保育等,多様化・高度化するライフスタイルやニーズに応える各種事業の展開と自立支援を行い,自主活動やネットワークづくりのためのスペースとして設けられてきた。男女があらゆる分野で共同して参画し,共に協力しながら対等な構成員として,新しい社会の創造のための総合的かつ計画的な推進の場として,また,広く市民の自主活動の拠点施設として活用でき,男女が性別にとらわれることなく,その個性を伸ばして,家庭・地域・社会において,自分らしくいきいきと生活できるような,豊かな社会づくりをめざす総合的な推進の場となることを願って,2000(平成12)年4月1日に設立されたものである。WAMとは,WOMEN AND MENからとっている。 筆者は,I市の男女共生参画推進審議会の委員を,これまでに3期6年にわたって務めてきており,この度,第3次I市男女共同参画計画の改定作業に関わったことから,I市の状況と課題について,ここで改めて報告することにした。}, pages = {167--175}, title = {学校教育における「性・ジェンダー」に関する指導法研究 (Ⅰ) ―大阪府I 市の教育方法の事例から―}, volume = {3}, year = {2020}, yomi = {ヤノ, タダシ} }