@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003376, author = {矢野, 正 and Yano, Tadashi}, issue = {8}, journal = {人間教育, Online Journal of Humanistic Education}, month = {Aug}, note = {本書は,現在昭和女子大学人間社会学部初等教育学科専任講師であられる歌川光一氏が,東京大学大学院で学ばれ,博士(教育学)を取得された「博士学位請求論文」を,さらに加筆・修正され,この度公のものとして,広く刊行されたものである。 ここには,特に女子における音楽のたしなみをめぐる規範というものが,日本社会においてどのような変遷を辿って変遷してきたのか,広く世に問うてみようと果敢に挑戦されている。特に,日本の近代初期における「趣味」の受容について,女子の身体に寄り添いながら着実かつ丁寧に吟味・検討することを通して,「趣味」と教育,リベラルアーツや教養の内在的な関連性について鋭い視点で,社会・歴史・文化史的に捉え直すことにも挑まれており,深く研究・探究され,考察されているものであると考える。新進気鋭の若手の研究者の台頭を,筆者も大変頼もしくもあり,嬉しくもあり,このように思っている次第である。}, pages = {181--184}, title = {書評 歌川 光一 著『女子のたしなみと日本近代-音楽文化にみる「趣味」の受容-』}, volume = {3}, year = {2020}, yomi = {ヤノ, タダシ} }