@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003381, author = {矢野, 正 and Yano, Tadashi}, issue = {9}, journal = {人間教育, Online Journal of Humanistic Education}, month = {Sep}, note = {本書は,「学校が子どもを殺す」といった,とてもセンセーショナルで驚かさせるタイトルがつけられている。 もはや「いじめ」というのは,子ども同士の問題ではなく,日本社会全体に課せられた問題である。学校だけで,教師が「指導」の名目において,子どもをいじめている。そして苦しんだ子どもが,自殺・自死する。そこでは明らかに,学校や教育委員会にも責任があるはずなのに,その責任から逃れることだけに必死になっている。 本書『学校が子どもを殺すとき―「教える側」の質が劣化したこの社会で―』では,ジャーナリストの渋井哲也氏が,全国のいじめによる自殺についてを詳細に分析する。子ども同士の問題だけではない,学校の指導方法や教育委員会の対応などの問題点を浮き彫りにし,子どもの「学校死」をなくすための方策を模索しようと試みている。 この度,教職科目の「生徒指導・進路指導論」及び「教育相談」の担当者として,本書について解説・紹介することとしたい。}, pages = {203--207}, title = {書評 渋井 哲也 著『学校が子どもを殺すとき―「教える側」の質が劣化したこの社会で―』}, volume = {3}, year = {2020}, yomi = {ヤノ, タダシ} }