@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003398, author = {吉川, 義之 and 杉本, 雅晴 and 植村, 弥希子 and 松下, 友貴 and 松元, 流音 and Yoshikawa, Yoshiyuki and Sugimoto, Masaharu and Uemura, Mikiko and Matsushita, Yuki and Matsumoto, Rune}, journal = {医療福祉情報行動科学研究, Journal of Information and Behavioral Science for Health and Welfare}, month = {Mar}, note = {【目的】本研究の目的は,車椅子乗車時の戸の開閉操作が坐骨結節部のずれ力,座圧分布と圧移動に及ぼす影響を検証することである。 【方法】対象は健常成人13名であった。座圧分布と圧移動の計測はSRソフトビジョン(住友理工株式会社製)を使用した。ずれ力の測定にはPREDIA(molten社製)を使用した。対象者は,まず車椅子駆動の基準値を得るために10m平地駆動を実施し,その後,引き戸と開き戸(押す),開き戸(引く)の3課題を実施した。検証は車椅子操作時の坐骨結節部のずれ力,座圧分布と圧移動を計測し検討した。 【結果】坐骨結節部の前後方向へのずれ力は平地駆動に比べ開き戸(押す,引く)で有意に大きい値を示した。左右方向のずれ力は平地駆動に比べ引き戸,開き戸,(押す,引く)において有意に大きい値を示した。座圧分布と圧移動に関しては,引き戸は左右への圧移動が確認されたが,開き戸では押す・引くともに前後左右のあらゆる方向への圧移動が確認された。 【結語】車椅子乗車時の戸の開閉操作のずれ力は平地駆動に比べ大きく,褥瘡発生リスクが高くなることが示唆された。引き戸に比べ開き戸の開閉操作は,前後方向へのずれ力と座圧分布と圧移動は大きくなることが確認された。}, pages = {25--36}, title = {車椅子乗車時の戸の開閉操作が坐骨結節部へ与える影響}, volume = {7}, year = {2020}, yomi = {ヨシカワ, ヨシユキ and スギモト, マサハル and ウエムラ, ミキコ and マツシタ, ユキ and マツモト, ルネ} }