@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003409, author = {藤田, 信子 and Fujita, Nobuko}, journal = {奈良学園大学紀要, Bulletin of Naragakuen University}, month = {Dec}, note = {近年、近赤外分光法(NIRS)を用いて非侵襲的に脳の機能を測定できるようになり、検査や治療効果の判定にも応用されている。NIRS のデータの精度を高めるには、性別や年齢、薬剤などの要因を考慮した検討が必要となる。本研究では、前頭前野を3領域に分けて脳賦活反応性を NIRS を用いて評価し、前頭前野の脳機能と高齢者の年齢の関連を検討した。60歳以上の高齢女性27名を対象に、Stroop テストを遂行中の酸素化ヘモグロビン(oxy-Hb)濃度変化を左右背外側前頭前野と前頭極で計測し、高齢者の加齢が与える影響について明らかにすることを目的とした。結果、高次の認知課題を実施する間、左背外側前頭前野と前頭極の oxy-Hb 値は高齢者の年齢と有意な負の相関を示したが、右背外側前頭前野の oxy-Hb 値は年齢との相関がみられなかった。これらのことから、両側の半球はそれぞれ異なった機能を持っているが、片側の半球が加齢のため生理的機能が退行した場合、それを半球間で代償する可能性が示唆された。}, pages = {57--62}, title = {Stroopテスト遂行時における高齢女性の前頭前野領域脳血流動態と年齢との関連-近赤外分光法(NIRS)による検討-}, volume = {13}, year = {2020}, yomi = {フジタ, ノブコ} }