@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003417, author = {青山, 雅哉 and 島田, 稲子 and Aoyama, Masaya and Shimada, Touko}, journal = {奈良学園大学紀要, Bulletin of Naragakuen University}, month = {Dec}, note = {本学ではピアノでの表現力を身につけるために、「器楽演習Ⅰ」「器楽演習Ⅱ」として、全学年の学生を対象とした授業により各人のスキルに合わせた個別指導での授業を行っている。学生達にはすでにピアノでの音楽的素養を持っている学生も何人かはいるが、多くの学生が初心者であり、ピアノ指導では各学生の経験値や理解度を測りその力に応じて指導を行っている。 ピアノ演奏とは脳からの信号を指に伝え、左右の指が独立運動しピアノの鍵盤を操作していく一連の作業である。つまり、譜面に書かれた内容の理解から身体的運動に変換した作業が、ピアノのハンマーによる打弦音となり音楽表現となっていくことである。ピアノ指導では、スタートとしてこの「譜面に書かれた内容の理解」と「左右10指の運動に変換する作業」の両立を指導の柱にし、その作業過程における様々な点において注意すべき点を見いだし学生の理解度や指の動作に対応して指導を行っている。各ピアノ指導者の学生の達成目標は同様ではあるが、学生に順序立てて説明したり、音で伝えたり、動作で伝えたりとそうした内容や方法は各指導者間で様々である。こうした指導の方法や内容の違いについて、その考え方を明らかにすることで今後の指導方法への選択肢が拡がり、今後の授業にも反映できればと考えている。本稿はそれぞれのピアノ指導方法の内容や考え方の例を提示し、それを考察するものである。}, pages = {141--150}, title = {ピアノ授業における指導方法と内容 Ⅱ}, volume = {13}, year = {2020}, yomi = {アオヤマ, マサヤ and シマダ, トウコ} }