@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003427, author = {田場, 真理 and 石垣, 恭子 and TABA, Mari and ISHIGAKI, Kyoko}, journal = {医療福祉情報行動科学研究, Journal of Information and Behavioral Science for Health and Welfare}, month = {Mar}, note = {透析患者の抑うつに対する看護の実態を, 観察および情報提供の状況に着目して明らかにし, 課題について検討することを目的とした。方法は, 透析施設に勤務する看護師85人を対象に質問紙法にて抑うつ症状およびそのリスク因子の観察, 情報提供の状況等について尋ねた。71人から回収し(回収率:83.5%)うち69人分の回答を分析対象とした(有効回答率:81.2%) 分析では記述統計により各変数の分布について確認した後, データの分散が確認された変数についてのみ基本属性等との間でフィッシャーの正確確率検定を行った。結果, 抑うつの主要な精神症状を常に観察している看護師は3割程度にすぎず, その他の症状について常に観察しているのは一部の看護師にすぎなかった。また抑うつに関する情報提供を行っている看護師は1割に満たなかった。分析では看護師経験年数, 透析看護経験年数, そして抑うつに関する研修受講の有無と抑うつの観察との間には有意な関連は認められなかった。透析に携わる看護師の抑うつのへ看護が十分ではないことが明らかとなったが, 患者の生命予後・QOLの向上のためには, 抑うつの早期発見・重症化予防のための看護が重要であり, そういった看護が共通理解の下で行えるよう看護環境の整備が重要といえる。}, pages = {55--62}, title = {透析患者の抑うつに対する看護の実態}, volume = {7}, year = {2020}, yomi = {タバ, マリ and イシガキ, キョウコ} }