@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003529, author = {松井, 典夫}, journal = {奈良学園大学紀要, BULLETIN OF NARAGAKUEN UNIVERSITY}, month = {Mar}, note = {本研究は、コロナ禍における学校休業以降において生じたカリキュラムにおける課題 (脆弱性 fragile) を明らかにし、ポストコロナ (Post-Corona) のカリキュラム・イノベーションの可能性について論考することを目的とした。そこで兵庫県(兵庫教育文化研究所) が実施した (2020年度) 現職教員を対象とした「学校発 兵庫の教育改革 -ポストコロナ社会を見すえた創造的な教育課程編成のために-」の調査結果をテキストマイニングを用いて分析した。その結果、コロナ禍において、教師は必然的にカリキュラム・デベロッパーとなり、 とくに特別活動の領域で学校行事を変更・縮小するなどし、それは単なる変更・縮小ではなく、そこに児童生徒にとってより良い学習体験となるよう、工夫してカリキュラム・マネジメントを実践したことがわかった。 しかしそこから、「標準時数」に対して柔軟に対応できなかった学校、教師の課題が見出された。言い換えれば、コロナ禍において実践されたカリキュラム・マネジメントは、標準時数に柔軟に対応できなかった結果、学校行事をある意味で犠牲にしたカリキュラム・マネジメントだったともいえることが示唆された。}, pages = {165--173}, title = {ポスト・コロナのカリキュラム論考 一学校行事の変更 縮小と不登校問題を起点に一}, volume = {15}, year = {2023}, yomi = {マツイ, ノリオ} }