@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003543, author = {佐藤, 郁代 and 新谷, 奈苗 and 丸上, 輝剛}, journal = {医療福祉情報行動科学研究}, month = {Mar}, note = {介護保険が制定されて20年が経つ。介護保険制度に基づく訪問看護サービスでは,ケアマネージャーが立案したケアプランに基づいて行われる。しかし,医療系の専門資格をもつ介護支援専門員が少ないという現状のなか,施設内看護から在宅看護へのシフトにより医療依存度の高い療養者が増加していく社会において,今後,訪問看護師が本来の訪問看護業務に加え,ケアマネジメントを行っていくべきか否か,訪問看護師自身が現状と今後をどのように考えているのか,その思いをまとめ,今後の課題解決への基礎資料とすることを目的に,質問紙調査を行った。対象者は訪問看護ステーションに勤務する管理者および訪問看護師の経験が3年以上ある常勤看護師54名であった。結果,医療保険制度の種類や介護支援専門員の有無にかかわらず,訪問看護師はケアマネジメントを行い,それを自身の役割であると考えていた。しかし,現在の状況では,看護師という本来の技能の活用が満たされないこと,無償からくる仕事のやりがいや満足度の低下,介護支援専門員との役割の曖昧さからくるストレス,療養者の安全への責任など,心理的な負担が大きいことが考えられ,介護支援専門員との業務分担や連携の必要性が示唆された。また,介護支援専門員との連携が困難な場面は,社会福祉法人で困難な場面がよくある者が多く,社団法人で困難な場面がない者が多いという有意な偏りが確認された。訪問看護ケアマネジメント加算報酬の必要性は,医療法人では行わない者が多く,社会福祉法人では行う者が多いという有意な偏りが確認された。}, pages = {19--24}, title = {ケアマネジメントに対する訪問看護師の現状と課題}, volume = {8}, year = {2021}, yomi = {サトウ, イクヨ and シンタニ, ナナエ and マルカミ, テルタカ} }