@article{oai:naragakuen.repo.nii.ac.jp:00003546, author = {中田, 修 and 種村, 留美 and 相良, 二朗 and 野田, 和恵 and 長尾, 徹}, journal = {医療福祉情報行動科学研究}, month = {Mar}, note = {高次脳機能障害は一見するとわかりにくく,本人や家族がその障害像を正しく理解できないために,在宅生活においてさまざまな問題を引き起こすことが多い。本研究の目的は,重度の高次脳機能障害者が在宅生活を送る際のAssistive Technology(AT)利用の有効性を検討することである。症例は事故による脳損傷後20年が経過した高次脳機能障害を有しながら在宅生生活を送る30代女性である。日常生活における機器の使用状況を調査し使用時の困難さを抽出した上で,得られた結果に基づいてATとして「促すトイレ」「日常生活行動管理アプリ」を導入した。症例は機器の操作そのものは可能でも,機器操作のし忘れや時間配分を考えない行動がみられていたが,ATの利用によりトイレの水の流し忘れがほぼなくなり,朝の身支度を時間内で終了することが可能となった。本人や家族の生活に対する必要性や重要度を検討した上で,対象者の残存機能を生かすATを導入することで,重度高次脳機能障害者の在宅生活を改善させられる可能性があることが示唆された。}, pages = {39--46}, title = {在宅で生活する重度の高次脳機能障害者に対する Assistive Technology 支援}, volume = {8}, year = {2021}, yomi = {ナカタ, オサム and タネムラ, ルミ and サガラ, ジロウ and ノダ, カズエ and ナガオ, トオル} }